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BMOレガシー Round1 高橋 奈生人(神奈川県)vs斎藤 伸夫(東京都) 
 
by Sekimoto Tatsuo

参加者296人でスタートしたBMOLegacy。予選ラウンド9回戦。プレーオフ3回戦の全12回戦。
長い道のりになりそうだ。


高橋と斎藤はどちらもグランプリ京都に参加する予定とのこと。

特に斎藤は20人分の宿をとるなど遠征の準備は万端だ。

斎藤:「ちょっとした修学旅行(笑)」

笑いながらグランプリの予定を語り合う二人は根っからのレガシー好きのようだ。

レガシー好きの二人が集まればやることは1つ。
すなわち対戦だ。それではラウンド1の様子を早速お伝えしよう。




Game1


先手の斎藤は《師範の占い独楽》から。後手の高橋は《死儀礼のシャーマン》スタート。
1ターン目から互いのデッキを主張し合う。

高橋は2ターン目に《死儀礼のシャーマン》からマナを出し《断片の工作員》をプレイ。続唱は《死儀礼のシャーマン》。
いきなり場に3体のクリーチャーが並ぶ。

《Tundra》《Volcanic Island》《平地》と並べた斎藤。そこに高橋は《不毛の大地》。《Tundra》を破壊し、斎藤のマナベースから白白を奪い取る。
さらに2体のシャーマンの力を借りて《梅澤の十手》。《断片の工作員》に装備してアタックと流麗な動きだ。

《断片の工作員》の攻撃は2度通り、《梅澤の十手》の上にはカウンターが4個置かれる。この時点で斎藤のライフは残り16点。
4ターン目に斎藤は《精神を刻む者、ジェイス》をプレイして事態の打開を図る。それをさせまいとする高橋は《祖先の幻視》をコストに《Force of Will》。
これ斎藤も応じ、《相殺》をコストに《Force of Will》。斎藤の《精神を刻む者、ジェイス》は通り、0能力を起動する。

《Force of Will》こそし損ねたものの、高橋にはまだ《精神を刻む者、ジェイス》を対処する手段がある。
装備を《死儀礼のシャーマン》に付け替え、ジェイスに3点、十手のパンプアップを使い斎藤に9点ダメージを与える。斎藤の残りライフは5点と一気に減少する。

斎藤のジェイスは落ちるが、しっかり置き土産をする。トップには《終末》が仕込んであり3体のクリーチャーはまとめてデッキの底へ。
さらに斎藤はセットランドしてある《不毛の大地》と手札からの《不毛の大地》で高橋の土地を一気に2枚破壊する。これで高橋の土地は《Underground Sea》のみ。
続けて斎藤は《相殺》をセットして高橋の行動を縛りにかかる。

マウント取られた状態からの見事な返し手だ。

しかし、その後のドローがついていない斎藤。《終末》を立て続けに引いてしまい。手札に不要牌が溜まり始める。
しかも高橋の《死儀礼のシャーマン》が1体生き残ってしまい、じりじりとライフを削り始める。
これが危険域にあった斎藤のライフを0にしてしまった。

高橋 1-0 斎藤


Game2


先手の斎藤は《平地》から《師範の占い独楽》スタート。
高橋は2ターン続けて《忍び寄るタール坑》をセット。最初の行動は3ターン目の《断片の工作員》から。
《断片の工作員》の続唱は《Hymn to Tourach》。ランダムディスカードは《Tundra》と《時を越えた探索》と斎藤にとって少々厳しい結果に。

斎藤は《思案》を唱えたあと《不毛の大地/Wasteland》をセットしてエンド。なんとか開いたアドバンテージの差を埋める方策を探す。
高橋は《断片の工作員》のアタックで斎藤のライフを17にした後、《森の知恵》をプレイ。

斎藤は高橋のエンド前に《終末》で盤面を平らにし、メインに《精神を刻む者、ジェイス》。コントロールの王道の動きで高橋に反撃を開始する。
斎藤の《精神を刻む者、ジェイス》はプラス能力を起動。《忍び寄るタール坑》を警戒してまずは忠誠値を安全圏内におく。

高橋は《タルモゴイフ》を戦場に出してジェイスを落としにかかる。しかし、すぐにジェイスによって《タルモゴイフ》は手札に送還される。
エンド前に高橋は《終末》を対象に《根絶》。何とか《タルモゴイフ》のアタックを通したいのだが、斎藤の手札は《議会の採決》と《精神を刻む者、ジェイス》。


高橋は斎藤の手札を攻略すべく《森の知恵》で《Hymn to Tourach》を調達。
斎藤の手札を全て落とし、《タルモゴイフ》の露払いを済ませる。

今度は解答を探す側になった斎藤はジェイスで0能力を起動してエンド。
ここまで土地が止まって苦しんでいた高橋は待望の4枚目の土地をドロー。《断片の工作員》を唱え続唱は《祖先の幻視》。高橋の手札が一気に膨れ上がる。
自分のターンの終了前に出てきた《瞬唱の魔道士》に合わせて《根絶》をプレイ。対象はフラッシュバックしようとした《時を越えた探索》。

高橋は《忍び寄るタール坑》を起動して《精神を刻む者、ジェイス》にアタック。ジェイスの忠誠値はこれで1。
斎藤はエンド前に《天使への願い》X=3。これが通って天使トークンが3体出る。

斎藤は返しのターンにフルアタック。《瞬唱の魔道士》は《断片の工作員》と相討ちとなるも12点と重いダメージが入る。
高橋の残りライフは3点。

斎藤はたたみかけるかのように《石鍛冶の神秘家》を場に出し《殴打頭蓋》をサーチする。
高橋は一縷の望みをかけて《渦まく知識》を唱えるが解答は見つからなかった。


高橋 1-1 斎藤


Game3


先手は高橋。
《沼》から《死儀礼のシャーマン》スタート。対する斎藤は《Tundra》から《師範の占い独楽》。

2ターン目に《汚染された三角州》をセットした高橋だが、《死儀礼のシャーマン》はアタック。
後続がないと判断した斎藤は《師範の占い独楽》と《思案》によるドロー操作に2マナを使いターンエンド。着実に準備を進める。

斎藤は《石鍛冶の神秘家》場に出し《殴打頭蓋》をサーチ。《殴打頭蓋》はこのマッチアップでは頼もしい味方だ。
が、《石鍛冶の神秘家》はエンド前に高橋の《突然の衰微》によって墓地へ。さらに高橋は《死儀礼のシャーマン》の能力も起動して斎藤のライフは18点。

斎藤は《不毛の大地》をセットして、高橋のエンド前に《剣を鍬に》で《死儀礼のシャーマン》を除去。
これで両者とも一旦何もない場になる。

斎藤は《世界のるつぼ》をプレイ。これは不味いと高橋は《Force of Will》をプレイして《世界のるつぼ》をカウンター。
危機を乗り切った高橋は《断片の工作員》をトップデッキ。続唱によって《タルモゴイフ》が登場する。

斎藤は《断片の工作員》のアタックに合わせて《瞬唱の魔道士》を飛びこませることによって何とか乗り切るが、フルタップしたタイミングで高橋の《精神を刻む者、ジェイス》が通ってしまう。
挙句、解答を探そうとした《時を越えた探索》も《精神を刻む者、ジェイス》によって調達された《Force of Will》打ち消される。

高橋はそのあとも《タルモゴイフ》、《Hymn to Tourach》と唱え斎藤を攻め続ける。
しかし、斎藤は《Hymn to Tourach》に合わせて《ヴェンディリオン三人衆》を飛びこませることによって高橋の《精神を刻む者、ジェイス》を攻略する。
そして《タルモゴイフ》を《議会の採決》によって追放し、ついに逆転する。

高橋の場には土地と《死儀礼のシャーマン》。《渦まく知識》唱えた高橋は《梅澤の十手》を見つけ、プレイするが装備はせずエンド。

次のターンに装備してアタックしに行くも《剣を鍬に》で除去される。
それでも2体目の《死儀礼のシャーマン》を追加するが肝心の《梅澤の十手》が《解呪》によって破壊される。
さらにターン終了時に《天使への願い》で天使トークンが2体出てきてしまう。

高橋は《毒の濁流》で一旦場を流すも、ライフが辛い。

ようやく5マナ目までたどり着いた斎藤は《殴打頭蓋》を場に出す。
斎藤の《殴打頭蓋》がアタックを開始し残り少ない高橋のライフを奪う。
さらに斎藤は《師範の占い独楽》によって《精神を刻む者、ジェイス》を掘り当てプラス能力によって高橋の逆転の芽を摘んだ。

高橋 1-2 斎藤


斎藤 win!


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